美広(よしひろ)のブログ

秘封に憑りつかれたラボ畜大学生

第五回京都秘封ランドスケープ巡礼&京都合同参加 第一日目 第一部

こんにちは。今回も京都にランドスケープとイベント遠征しに行ったお話を書きます。

これで本年に京都に行った回数は5回目となりました。もはや京都に住めよと友人に言われる始末ですが、「京都に行く」から良いのであって住んだらまた話が違うので...。

今回はいつもとは趣向を変えて、交通機関バリバリ使ってみてます。それではどうぞ...。

目次

近鉄特急ひのとり

おはようございます。ただいま朝の5時半くらいです。いつもならこんなに早くは起きないのですが、今日は訳が違います。

今回の京都遠征では、行きの電車に近鉄特急「ひのとり」を使います。8:20に近鉄名古屋駅を発車する電車に乗るために朝早く起きたのです。

この時間、自宅から駅に向かうバスはほぼなく、始発車で間に合うかどうか、準備もかなりぎりぎりになってしまったので、自転車に乗り急いで駅に向かいます。無人に近い朝の浜松を爆走し、自宅-浜松駅間の最短到達記録を更新しながら、駅前駐輪場にたどり着くこと東海道本線豊橋行きの発車5分前。改札を2分前にくぐり、なんとか発車に間に合いました。ここで肝心なことに気づきました。近鉄電車の予約を忘れていたのです。慌てて家で見た画面を再度開き予約。時間通りの便を選ぶことができました。

せっかくなので今回は課金してプレミアムシートを選択しました。ブルジョアの旅です。しかも大阪方面の先頭車。どうせ乗るなら一番良いやつですよ。残念ながら窓側を取ることはできませんでしたが。

名古屋での乗り換えの関係上、豊橋から名鉄に乗り換え名古屋を目指します。こっちの電車は快速特急という、すべてを置き去りにするための特別仕様。一路名古屋を目指します。

名鉄名古屋駅に着いたら次は近鉄名古屋駅へ。乗り換えがシームレスに行える旅行者にとてもやさしい仕様になっています。

改札前に到着。ここで乗車券を買います。先ほど買ったのは特急券のみですから、乗車券は別途購入です。う~ん、ブルジョア価格w!

改札を抜け、いよいよホームへ。色々お出迎えしてくれましたが今回のお目当てはこちらではありません。しばらく待ってると、乗車予定のひのとりが入線してきました。

うおおおおおお!かっこいいぃぃぃぃぃ!

ネット上では何回も見ましたが、こうやって実物を見ると赤がものすごく映えるいい車体です。まさしく火の鳥。ロゴもシンプルですが気合が入っています。

それでは乗車します。プレミアムシート。JRで言うところのグリーン席に近いと聞いたことがあるのですが、果たして...。

入ってまず周囲を確認します。

いやもうね、綺麗すぎる。入って初っ端からこれはレベルが違う。

振り向いた先にはコーヒーメーカーとお菓子の自販機。

もういろいろ違う。近鉄が旅行者を贅の極みで囲い込んで大阪に連れて行こうとしているようにしか思えない。もう早速コーヒー買っちゃったし。

Q.いいんか、いいんか、僕みたいなクソガキ大学生がこんなブルジョワジーを体現したような電車に乗ってええんか?

A.チケットあるんで許されてます。

やったー、ということで指定された席へ向かいます。残念ながら窓側の席を取ることはできませんでしたが、快適な席を取ることができました。

神席か?

リクライニングシートのおかげでどんな姿勢でも許されるし、コンセントプラグはすぐ近くにあるし、コップはおけるし、何よりもシートの質感が全く違う感じがする。これが勝者の移動方法か...。

快適な移動の始まりです。もうこの席から動きたくない。この席でApple Music再生しまくってコーヒー啜るだけでもう幸せだ。

近鉄JR東海道本線とは違い、琵琶湖方面へは行かず進路を南にとり三重県に入ります。このまま伊勢まで行けるくらいにまで、一旦南下します。流石、参宮急行電鉄だっただけのことはある。

途中虹色の電車が居ました。ちまたん電車。なんだったんだろあれ...。

電車は伊勢中川の近くまで。この電車は伊勢中川には止まらず、中川デルタ線を大阪方面に向かって進路を切ります。中川デルタには某背広交通系Youtuberの広告がありました。まだあったんだ...。てっきり見ることができないもんかと...。

電車はどんどん山の中に入っていきます。そして新青山トンネルへ。ほぼ直線のこのトンネル、大阪行きの列車は勾配の関係で130km/h運転もされてるらしいのですが...。

これが分からない。

しゃーないか...。

トンネルを抜けると山の上の盆地に広がる田園風景が見えてきました。こういうのどかな風景を窓から見るのも鉄道旅の魅力。この時ばかりは席を外して、車両出入り口付近のスペースから外を眺めます。

名張を過ぎるといよいよ奈良県。降りる順義をしなくてはいけません。この電車とは大和八木でおさらばです。

その前に”あれ”を見つけました。

おしぼりです。こんなの使えるわけないじゃないか...(笑)

自席に戻り、降りる準備をします。

大和八木に着きました。この駅では近鉄樫原線との乗り換えが行われるので、非常に多くの客が乗降していました。

記念に1枚。手前からひのとり、アーバンライナー伊勢志摩ライナー。特急のバーゲンセールです。

下の階に降りて乗り換えます。接続がきちんと考えられているので、ものの数分で電車がやってきました。やってきたのは「ACE」。近鉄の主力特急です。こいつは京都でもよく見ました。

乗り込んで出発。奈良の盆地を駆け抜けていきます。途中からは古墳がちらほら。流石奈良県。古代の首都を張っていただけあります。写真は垂仁天皇陵です。大きい。

垂仁天皇陵を過ぎると大和西大寺。ここは近鉄の主要駅であり、近鉄京都線奈良線、樫原線が合流する一大ハブとなっています。しかし、この駅は最近世間を騒がせた安倍元首相銃殺事件の起きた地でもあります。

この駅の北出口をすぐ出たところの交差点で事件は起こりました。日本中を騒がせたこの事件は、今後日本にどのような影を落とすのか、悪い方に影響が出なければいいんですけどね....。

電車は近鉄京都線に入りました。このあと寝てしまったので何とも言えませんが、起きたのは竹田駅に着いたくらい。もうこの付近からは見慣れた地名が並びます。後は京都駅に直角カーブを描いて入線するだけ。

着いてまず一発目に見たのは隣のホームにいるあをによし。一回は乗ってみたい近鉄観光特急のうちの一つです。次に乗ろうかなぁ...。

というわけで改札を抜けいつもの。

やはり京都に来たらここが一番です。今年実家に帰った回数よりも京都に来た回数の方が多い。ではランドスケープ攻略開始します。

首塚ランドスケープ

京都駅で山陰本線のホームへ向かいます。駅そばを啜った跡、普通電車園部行きに乗ります。電車に乗って一旦京都市を脱出。保津川下りやトロッコで有名な嵯峨嵐山駅を超え、トンネルをくぐります。出た先は田園風景が広がる亀岡市

亀岡駅で降りここから先はバスで目的地へ向かいます。JR亀岡駅南口バス停に向かい、乗るのは京都駅へと戻るバス。

ここで不思議なことが起こります。ICカードをタッチして乗車しようとしますが、ICカードにタッチしなくても良いとのこと。頭の中「???」だらけです。バスはこのまま発車。不安を募らせながらバスは国道9号を進み、遂に京都市に入る前の最後のバス停にして目的地でもある老ノ坂峠バス停に到着。降りようとすると、ここでバス会社の職員が乗り込んできて何やら説明しています。ここから先はバス料金が適用されるとのこと。ますます訳が分かりません。でもここが目的地なので、とりあえず降ります。なんとバス代が浮きました。想定外です。先ほどよりも頭をはてなマークで満たされています。訳が分からなくて夜しか眠れなさそう。

バス停付近をうろついていると、さっきバス停でバスに乗り込んできたバス会社の職員が、反対側のバス停に居るではないですか。というわけで話を聞くことに。

話を聞いたところによると、今日は亀岡市市民ノーマイカーデーというものに該当するらしく、なんと該当する路線は、亀岡市内なら無料という何とも太っ腹なキャンペーン。その恩恵に亀岡市民どころか、京都府民ですらない僕が預かっています。やったね。

さて、バス停に着いたのは良いのですが、周りの景色はこんな感じ。

トンネル側。こっちからやってきました。左わきに山の中に入る道がありますが、今回入る道はそこ。歩道もなく、見通しが悪いカーブ、しかもひっきりなしにやってくる自動車つき。

バスが走り去っていった方向。見通しが悪いカーブになっています。画面左側の歩道も画面から切れたすぐ先で途切れている模様。

民家はちらほらあれど、人が歩いている気配がなく歩道も中途半端な整備です。
今日一発目のランドスケープが、まさかのこれまでで一番到達難易度が高い、危険なランドスケープ。ここで事故ったら楽しい旅が阿鼻叫喚の地獄絵図に変わります。何としてでもそれを避けるため、若者の特権、体力の暴力を使います。亀岡市に向かう方の車線、時々車が途切れるタイミングがあります。そこを狙って一気に走り抜けます。少々危険ですが、これしか方法が無いです。

車通りが切れた瞬間、一気に駆け抜けます。荷物すべてを背負っているため、一歩踏み出すたびに方が痛くなります。京都駅に荷物を置いて来ればよかったと自責。後ろからクルマの音が迫ってきます。端的に言ってヤバいです。

道に入った瞬間、後ろを車を通過していきました。これは人に勧められない。ここに来るときは自転車の方が良さそう、できれば車の方がいい。このランドスケープはたぶん一人で来る方が気が楽です、絶対。他人を危険な目に合わせてまで行く場所ではないです。

道を入っていきますが、監視カメラ作動中の看板。不審者があれば即警察に通報。僕みたいな不審者オタク即死告知です。ぼ、僕は、けっ、決してふっ、不審者じゃなくて、奥にあるじん、神社(?)に参拝しに来たんだからねっ///

ハイ、意を決して山道を進んでいきます。竹に囲まれた山道はありきたりといえばありきたりですが、廃墟になってる建物が在ったり、落書きがある辺り普通の人が入ることは無い山であることが分かります。

人の出入りはあるようですが、それほど頻繁ではないため道には落ち葉が散っています。それと水が流れてきています。おそらくどことなく湧き出ている系統の流れ。これは雨が降ったらこの辺りはヤバそうです。

道を登っていく途中、一人でいるときに一番見たくない看板が見えてきます。

あーもう嫌だよ、帰りたい。お母さん、僕はここで終わりみたいです。ありがとう、親不孝者でごめんなさい。あと9月末にある用事に出向くことはできなさそうです。そっちの界隈の人、ごめんね。

 

冗談はさておき、こういう山奥では出てくる可能性は無きにしも非ず。しかもこの時期は普通に熊の活動期。まだ秋ではありませんが、普通ばったり遭遇も有り得ます。

 

熊に遭遇しないための対策としては、大声を時々出す、ラジオを流す、鈴を鳴らすなど常に音を流しこちらの存在を知らせるのが一番いいらしい(らしいとしたのは、一般的であるが効果が無い場合もあるらしいから。熊にはやはり集団行動で対抗するしかない。)。また、万が一熊に遭遇したら、慌てて走って逃げることは禁物。熊が興奮して襲ってくる可能性があるからです。その場からゆっくり、熊を見ながら落ち着いて後退する。

これを思い出して肝に銘じておきます。さて、音が出るもの、音が出るもの....。自宅の鍵についている鈴が一番か....?これしか無いので心細いですが、鈴を常に鳴らしていきます。秘封原曲を大爆音で鳴らせばいいのでは...?

 

さて、応急的ではありますが、熊対策を施して目的地へ。この辺り、民家はありますが、人の気配はありません。振り返って写真を撮ります。

人がいなくなった後の世界とはこういうものなのでしょうか。ラジオの音声がずっと流れていますが、肝心の聞いている人がいません。

久しぶりに来ました、こういうゾクゾクする感情。最近供給不足になっていたんですよねぇ。

人という人が滅び去った後の世界、世界に残されたたった一人の人類になった気分を味わうことができます。最近凋叶棕のアルバム「Δ」を聴きすぎて「滅び」しか意識してなかったんだぁ...。

その滅びの原因が秘封倶楽部だとしたら、あなたはどう思いますか...?

はいはい、というわけで目的地付近に着きました。

ここには、旧国境があったことを示す石碑があります。

いつの物かは分かりませんが、それほど古いものでも無い印象。ハイキングコースの整備に伴って一緒に建てられたのでしょうか。

この石碑で道は二手に分かれます。一つはハイキングコースらしきところへ入りますが、柵があり入ることができません。

もう一方が今回目指すランドスケープ。すでに雰囲気が他のランドスケープとは異なっています。首塚ランドスケープです。

木陰に隠れるようにして鳥居が見えますが、かなり異様な雰囲気を放っています。今まで訪れたどのランドスケープよりも、入る気になりません。

別に写真を回収するだけなら今立っている位置で構わないのですが、ここでそうは問屋が卸ろ早苗。やはり入ってこそ、こういうところに来た意味があるというもの。というわけでお参りします。

近づいてみると、鳥居は至って普通。木に囲まれているからあのような雰囲気になったのもしれない。

でも、少々雰囲気は異様なまま。本殿というか拝殿が木々の隙間から見えます。階段、というか木の根道があるのでそれを登って行きます。

拝殿がある場所は周囲よりも少し高い場所になります。拝殿の前に鳥居、そして焼け焦げた大木があります。....焼け焦げた大木....

いや、やべぇやつやん。雷に打たれたんだろうけど、こんなの初めて見たわ...。ここ普通にやべぇ場所だよ...。

隣の大木に圧倒的に気圧されながら、拝殿に参拝。この場所はどのランドスケープよりも難易度が高いです。色んな意味で。

この場所について軽く説明すると、ここは酒呑童子の首が祀られている場所になります。酒呑童子とは、平安の時代に京の都を脅かす鬼の一群である酒呑童子一行が居たようです。時の天皇によって退治が命ぜられ、源頼光率いる四天王軍団(皆さんご存じ渡辺綱茨木童子と関係が深い)がこれに当たりました。見事退治し、その首をここに埋めたと言われています。一説には、自分の行いを反省した酒呑童子が自らを反省し首から上を治す神になることを誓ったとか、京の都に不浄なものを持ち込むなとお告げがあったのでここに埋めたとも。

とりあえず、東方にもバリバリ関係があるスポットです。それと心霊スポットとしても名高いとかなんとか。まぁ夜には来たくないわな...。

最後にもう一度ランドスケープの写真を撮ります。

 圧倒的雰囲気が伝わる一枚になったと思います。あの鳥居が幻じゃないことを祈ります。というか、普通に異世界行けるのでは????鳥居が日陰に溶けてるもん。

 

後は来た道を戻るだけの簡単なお仕事....な訳はなく、またあの交通量の多い国道9号をどうにかしてバス停まで戻らなくてはいけません。仕方なく行きと同じ方法を取ります。今度は車が対面してくるので怖いったらありゃしない。

無事にバス停に戻ってくることができました。実はここを走るバスは本数が意外と少ないので、ここで逃すと次は30分以上もしくは1時間待たなくてはいけないという何とも恐ろしい話。ですが今回は旅程を綿密に組んできました。しかも今はむしろ巻きで進んでるくらい。この調子で今日行く場所はすべて制覇する....!

ここからはまた京都市に戻ります。次もちょっと歩くのか...?

 

第五回京都秘封ランドスケープ巡礼&京都合同参加 第一日目 第二部に続く

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