院生になってから早2カ月とちょっと。
どうも、ラボ畜やってるよしひろです。
最近は研究に講義、課題に就活と追い込まれまくっていまーす。普通にヤバい。
どこにも行けないフラストレーションが溜まっているなか、久しぶりにどこかドライブにでも行こうかと思い、浜松は天竜二俣に行きました(定番のドライブコースなんですが...)。
いつものドライブコースなので、適当に流して帰ろうかと思っていたら思い出しました。
このストリートビューを見てください。
見えにくいと思いますが真ん中に鳥居が見えますよね。
これが何なのかずっと気になっていたので、今回はこいつが何の神社なのか少し探索することにしました。
まず場所の確認です。
場所は右上から流れてくる二俣川と用水路が合流する付近、川を二つの小高い丘(岩山?)の北の方。
地図記号を見る限りでは、神社は無いことになっています。
近くの駐車場に車を停めて、現地付近まで行きます。
現地はこんな感じ。ちょうど大雨の後の訪問になったため、川が荒れています。
晴れていればごつごつとした岩肌がお出迎えしてくれます。
画面左端の鳥居が目指す場所。
信号を渡ればすぐ行ける場所にあります。
案外簡単に行けるのでそれほど難易度は高くない、このときはそう思っていました。
鳥居の近くまで来るとちゃんと額があります。
役小角行者尊、なんか聞き覚えある。
思い出しました。文花帖の八雲藍のスペルカードの元ネタの一つです。
役小角と言えば呪術者、前鬼後鬼を従えた修験道の開祖、くらいの知識しかありませんが...。
こんなところで会おうとは。
この先にたぶん祀ってあると思うので登ります。
なんか階段が急なのが気になりますが...。
ちょっと階段を登った先で川の方を見たらこれ。
先日の大雨のせいで川の水が濁り、流木が打ち上げられているのが分かります。
そしてしばらく登った先の階段はこれ。
狭いし急だし怖すぎる。
ここまでしてこの先に作る必要があったのかな...。
あーだめだめ。
振り返っても普通に怖い。どうやって戻ろう...。
諦めました。
もうえいやで登ります。
すべて諦めて登った先にやっぱりありました。
割と綺麗になっているあたり、ちゃんと整備している人がいるみたいです。
なんでこの場所に作ったのか、結局分かりませんでしたが。
眺めはというと...。
草木で見通しは悪いけど、中途半端に下が見えてしまってだめ。
岩肌も垂直。
早いとこ降ります。
ちょっとどころか結構危険なので。
普段着で来なきゃ良かった...。
無事に降りてきました。
怖かった...。由緒とか何も分からんかったです。
なのでちょっと資料探しました。
どうやらこの場所、昭和に入ってから開削された場所らしい。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/documents/133742/04dai2shou09.pdf
参考URLの最後のページにもそう書いてある。
なぜここにあるのかは結局分かりませんでした。
ただ、ここが昔海だった時に船がぶつかってできた穴に祀られているという怪情報を見つけましたが、この伝承が何かの一次資料があるのかどうかは不明。
この場所が最近できたこと、そそり立つ岩肌。
昔の人はそこに役小角を見出したのでしょうか...?
以上、二俣、というより役小角を祀ってる場所のお話でした。
また、何かあったら書きます。