粟ヶ岳小旅行1はこちら↓
さて,廃寺を通過し山道を登っていくと巨石が視界に飛び込んできます。
どうやら頂上に着いたようです。
近い...。
登山道のすぐそこに巨石があるのには結構驚きます。触るのは控えていましたが、触れるところにあるくらいかなり近かったです。またこの巨石群は古代の祭祀場跡であり、今でも大きな鳥居を見ることができます。(写真見返してたら、なんとこの巨石群には神が降臨したという言い伝えがあるそう。)
ここから少し上に、拝殿があります。
境内には桜が植えられており、ちょうど満開かそれを少し過ぎたくらいの感じでした。
近くには地元放送局の電波塔などがあります。冒頭で見えたあの鉄塔群です。天気も良くなったため、空の蒼と鉄塔の朱で良いコントラストになっています。
さて、拝殿で挨拶を済ませ目的の場所に行きます。
着きました。「無間の井戸」です。なんだろう、写真が鳥船遺跡の「天鳥船遺跡」(脳内イメージ)みたいな感じになっちゃった...。
それはそれでおいしいんですけど。
無間の井戸の中身です。中身、というほどではないでしょうが、中身です。はい。
無間の井戸ですが、井戸とされる穴は小さく中には枯れ葉が積もっています。
これじゃあ鐘なんて入らないと一瞬思いましたが、その言い伝え、もう800年とか前なんだから井戸がそのまま残っていることの方があり得ないという結論に無事達しました。むしろ、ずっとこの地に言い伝えられてるのが中々半端ない。観光地化されてるわけでもないのに、ずっと残っている、いやむしろ今までよく消えなかった。
さて、ここにはもう一か所見るべきスポットがあります。
名前は地獄穴。
その名の通り、地獄まで続いているという言い伝えがあるそう。
というわけで先ほどの巨石群(磐座)まで下りていきます。
場所はこんな感じ
めちゃくちゃ分かりづらい。このあと3周ぐらい同じ場所をぐるぐるしました。
改めていろんな人のブログを確認すると、どうやらこのページ2枚目の写真の右側にあるよう。
雰囲気出るように撮ってみました。実際は木が生い茂らない限りもっと近づくことができます。具体的な場所は他の人のほうがもっと分かりやすく書いていますのでそちらにぶん投げます。
ちなみに穴の全体はこんな感じ。
ここからは底は見えません。見ようとするとかえって足を滑らせるかもしれない...。そういう意味では「地獄穴」かもしれない。
はい、というわけで見るべきものは見たので適当に散策します。
狛犬。かなり管理が行き届いているようで、朱がまだ新しいように感じられます。
あうんちゃん。かわいい。
桜。境内ではほぼ満開になっていたので撮影。
桜と狛犬。花見をしながら宴会をする博麗神社の幻覚が見える見える....。
さてこれにて全て見終わったので、神社を後にして下山します。
下りる道中です。
暗くなっていく中、これは効きます。未だに現役っぽそうですが、何に使われているのか分からない不気味さの一端この写真から感じることができます。
駐車場に咲いていた桜で締めたいと思います。
拙文にお付き合いくださいましてありがとうございました。