第一回京都秘封ランドスケープ 一日目 第四部はこちら↓
おはようございます。二日目を迎えました。
ホテルは京都駅南のビジネスホテル。シーズン外ならかなり安く泊まれるところを見つけたので、そこに泊まりました。しかも朝食付き。かなりありがたいです。加えて、近鉄の駅がそこそこ近いのでとても便利です。さて、早速行動を開始します。
今日の予定は、東寺→伏見→賀茂御祖神社→鞍馬周辺です。
かなりハードです。
昨日が東山攻略なら、今日は南北縦断といったところか...。
張り切っていきましょう()。
というか早く書かないと忘れてしまいそう。
目次
東寺ランドスケープ
まずは、東寺に向かいます。ホテルから徒歩5分程度の激近ランドスケープです。
東寺は国道一号に面しています。そのため、車通りが多い多い。ささっと撮影してしまいましょう。
すっきりとした晴れ間に映える五重塔、とても良いです。
東寺は中学生の修学旅行以来の訪問です。個人的なことながら、とてもしょうもないことを思い出してしまいました。
当時の英語の授業で、五重塔を「five storied pagoda」と表現するの覚えていて、その状態で京都に行きました。当然、コロナが無い当時は外国人観光客がたくさんいました。
東寺を訪れていた際、通りすがりの外国人観光客のペアが「five storied pagoda」とはっきり発音していたのを耳にして、「うぉーww、ホントにそう言うんだwww」なんて周りの友人に言っていたのをはっきりと覚えています。
聞こえていたのが僕だけだったので、みんなには「こいつ何言ってるんだ(*´Д`)」みたいな顔をされましたが...。
今思えば、世界遺産の寺院の記憶がそれだけだったので、中々恥ずかしいです。もっとこう、寺院に関する感想が無かったのか...なんて思っていたり。
ところで、実は1日目にホテルに到着した後、夜間に東寺の写真を撮っていました。
ライトアップの東寺も趣があります。できれば境内に入ってみたいですけど、大抵の場合、寺院は夕方くらいに閉まる印象なので、ここもおそらく同じです。
そういうところに入るのは、立派な不法侵入という犯罪なのでやめましょう。
さて、時間を進めましょう。
次に向かうのは、ここから南にある墨染寺に行きます。西行寺幽々子を想起させる、京都屈指の東方関連スポットです。
墨染寺
東寺から歩いてすぐのところに近鉄の高架駅があります。
近鉄に乗るのが人生で初めてだったので、結構楽しみにしていました。
京都駅を発着する近鉄電車が次々に通過していく画は中々素晴らしかったです。
近鉄の観光特急「しまかぜ」も見ることができました。
僕は普通に乗りました...。
途中,竹田駅を通過します。ここは京都市営地下鉄の終着駅かつ近鉄との乗換駅としての役割を持っています。
そして、ここが明日開かれる京都合同の会場「京都パルスプラザ」の最寄りとなります。
今日は下見を兼ねて近鉄に乗って南下、ついでに墨染寺を見に行くという感じです。
伏見駅で降り、墨染寺を目指します。目的地は住宅街の中にあるようなので、片側1車線の車通りが多いところを進んでいきます。
中々の狭い道。
見えてきました。墨染寺です。
入る間際に住職さんらしき方が車で出て行ったので、軽く一礼して境内に入ります。
どうやら日蓮宗のお寺らしいです。
創建は平安時代で元の名を「貞観寺」というらしく、今のお寺は安土桃山時代あたりに再建されたものがもとになっているとのこと。
では見せてもらおうか...。墨染の桜を...!
お、おう...。
思っていたより小さい...。4代目ってことは、これは植え替えからすぐってことかな?
というか、今の季節冬だぞ冬。花が咲いているわけがなかろうっ....!
でも春になればきれいなんだろうなぁということで再訪に次ぐ再訪っ...!
また来るぜ...。
ここから近鉄丹波橋駅に向かい、京阪本線に乗り換えます。目指すは京阪本線の京都側の終着駅の出町柳。
鴨川デルタランドスケープ
出町柳駅に着きました。ここは京都大学吉田キャンパスのお膝元です。
そのため、心なしか同年代くらいの学生が多くいるように感じました。飲食店も学生向けの店が多いように感じられます。
最初に向かうのは鴨川デルタランドスケープ。鴨川と言えば等間隔に並ぶ恋人が有名ですが、私には分からない世界です。
さて, 目的のランドスケープは賀茂大橋から見える景色です。出町柳駅から南に歩いていけばすぐに到着です。
この日はかなり晴れたため、青空が水面に映えています。冬だからなのか、水もひと際澄んでいる感じがします。
鴨川デルタでは高野川と賀茂川が合流しているためこのような景色を生み出しています。
鴨川デルタは何かのアニメの聖地らしいのですが、東方以外にはめっぽう疎いので分かりません^^。
詳しい人に任せます。
さて,次のランドスケープに向かいます。次のランドスケープは、この景色の真正面の先にある田中神社ランドスケープです。
河合神社ランドスケープ
さて、いよいよ賀茂御祖神社の境内に入っていきます。この神社、東方にも関係のあるキャラを祀っています。
そのキャラは、綿月姉妹。正確に言えば依姫の元ネタである、玉依姫命。「タマヨリヒメ」の名前を持つものは、神と通ずることができると考えられていたそうです。確かに依姫も、儚月抄の作中で神下ろしをしていましたね。
玉依姫は初代天皇である神武天皇の母に位置付けられています。また、玉依姫の母は豊玉姫です。もう言わなくても分かると思うのでここでは言いません。
賀茂御祖神社では古くから祭祀が行われていたとされ、実際に縄文時代の遺跡も見つかっています。また、周辺の森は「糺の森」と呼ばれ森林公園になっています。
さて、まず訪れるのは河合神社。賀茂御祖神社の摂社として有名です。ここの祭神も玉依姫。
女性を守ってくれる神社として有名だそう。確かに周りのカップル率が半端じゃなかった。漢一匹一人旅を敢行中の身としてはちょっと肩身が狭い...。
ささっと参拝して撮るもんを撮っちゃいましょう。
女性を守ってくれる、すなわち秘封倶楽部を守ってくれると解釈しました。秘封倶楽部に幸あれ!
ちなみにお土産コーナー(?)では、あぶらとり紙の倍プッシュ。さすが観光地。余念がありません。
それでは本社へ行きましょう。今日はまだあと5カ所残っていますから、先を急ぎましょう。
賀茂御祖神社ランドスケープ
賀茂御祖神社本体へ行きます。賀茂御祖神社へは糺の森を抜けていきます。
木に囲まれた一直線の参道を歩いていくと大きな鳥居が見えてきます。
近くには「さざれ石」がありました。さざれ石とは石灰質角礫岩の石のこと。
日本各地に散らばっています。
改めて正面の門。整備が行き届いているため、立派な朱色です。
主祭神に関する記載もここにちゃんと示されています(しかし相当暗い)。
境内に入り参拝。正月の雰囲気が残っていたためか,かなり人が多かったです。
境内の参拝システムは、生まれ干支によって参拝する社が違うという面白い物でした。ここではどの社に参拝したのか言いませんけど...。
境内を流れる小川から、正面の門を向いて撮った写真です。なかなか日本的な(?)風景です。空気が澄んだような錯覚に陥っています。
では,本題の方に行きましょう。
..........???
えー、はい。まぁ、人が多すぎてちゃんと撮れるような状況じゃなかったんですよね。はい。人が次々に参拝に来たので、撮影するのは明らか迷惑だろうということで、隙を見計らってやっと撮れました。
これはリベンジ案件です。
いつまた京都に行こうかな!?(フラグ)
いつまでもここにいると迷惑ですし、次のランドスケープまでの時間がもったいないですから賀茂御祖神社を離脱します。
さて、次は叡電に乗って鞍馬方面へ行きます。
いよいよ天狗の聖地です。
第一回京都秘封ランドスケープ 二日目 第二部に続く