第一回京都秘封ランドスケープ 二日目 第一部はこちら↓
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府道40号線ランドスケープ
叡山電鉄に乗るのはもちろんこれが初めて。わくわく。
出町柳駅から向かうは二軒茶屋駅。このあたりから家よりも山が目立つようになります。
叡電は少し特殊な改札システムで、降車するときは車両前側に付いている運賃箱まで行く必要があります。Suicaなどの交通系ICにも対応しているので、現金払いの手間が省けて便利です。
駅前から少し歩いていていくとメインストリートである府道40号線に出ます。
ここから北に行けば、鞍馬まで行けます。僕も北に向かって歩いていきますが、さすがに鞍馬寺まで歩いては行きません。
目指すは、この道の途中にある赤い廃墟です。
北に向かってしばらく歩くと、目的の建物が見えてきます。
赤い鉄骨が目印の建物、これが目的のランドスケープです。
元ネタでは夜になっていましたが、気にしません。ここみたい人家がまばらになってくると、夜に一人で活動してると怪しい人になっちゃいますんで。
廃墟と秘封の親和性は抜群ですので、ここは今回のランドスケープ探訪の中でもかなり目玉です。入れないのが残念ですが...。
さて、ここからさらに北にある市原駅を目指します。
途中で面白そうな神社を見つけたのでお参りすることにしました。
路地に入ったところ、来た方向を見て写真を撮ります。
叡電の高架(それほど高架ではない)をくぐります。
中々の迫力です。
鳥居をくぐり振り返ってみると、路地に入るところの鳥居、高架、そしてコンクリート製の鳥居があります。
本殿方向はこんな感じです。
地域の方の手入れが割と行き届いている綺麗な神社でした。
境内はこじんまりとしており、本殿とその奥の稲荷社と数社の神社です。
稲荷社の方を覗くと、大量の白狐の置物がありました。
こういう置物が大量にあると何か特異なものを感じることができ、そこに秘封を見出すことができます。
僕的には、白狐の中に一つだけ変色してこちらを眺めてくる置物があるのが刺さりました。
何かを訴えてくるようにこちらを見ているような気がします。鳥肌が立ちますね...!
そうこうするうちに電車が来る音が聞こえてきました。
というわけで次の電車に乗るために駅に向かいます。
この辺りは単線であるため、電車はどちらか一方向しか来ません。
先ほどのラッピング列車は鞍馬方面、今の列車は出町柳方面です。従って次の鞍馬行きが来るまでは駅で待機です。
しばらく待っていたら鞍馬方面の電車が来たのでそれに乗ります。
二ノ瀬ランドスケープ
電車に乗りましたが、すぐに次の二ノ瀬駅で降ります。
駅は山の中腹に作られているため、下に降りるまでは階段を使います。
手入れは行き届いているが古びてきている階段を下ります。
ここ最高すぎるだろ...。空気も心なしかピリッとしています。
あれぇ、どこだ。
地図アプリが指し示す場所は何ともグレーなところ。
しばらく周辺をうろうろします。おかしいなぁ、この近くの筈...。
元ネタを確認します。確かにこの辺り、というか絶対あれだろという建物を確認。
一応、これは見つけたということなのか...。
あれぇ、これ線路またぐくね?
こういうところってこの先行っていいんだっけか...?
確かこういうのは第4種踏切っていうやつだったはず。
んで、鉄道の運行の邪魔になると普通にアウト。
いつ鉄道が来るかわかったもんじゃないから、とりあえずこの先は行くのを保留するのが吉。
これどうすればええんや...。
知ってる人、教えてください...。
このとしばらくして電車が来ました。行かなくて正解だったかもしれない。
とりあえずこのランドスケープ仮訪問に保留。
もやもやしながらこの地を後にします。
次は鞍馬寺。この旅の最重要目的地の一つです。
第一回京都秘封ランドスケープ 二日目 第三部に続く