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目次
八坂ランドスケープ
八坂ランドスケープに行くため、南へ進路を向けます。
ここから先は、車一台がやっと通れるくらいの狭い道を通ることになります。
この地区はそれほど建物が密集しているのです。
京都の中でも有名な観光地区を歩いていくことになります。
そのため見えるのは、
人,人,人...。
世に蔓延る疫病どこ吹く風...みたいな人の多さです。
ちょうどコロナが始まったときの京都はスッカスカだったにも関わらす、ここまで人が戻ってきているのです。
我々は科学の恩恵を最も受けることができる国の国民であることを強く実感します。
さて、八坂ランドスケープに着きました。
Twitterなんかで京都の写真が流れてくるときで五重塔が映っているときは、たいていこの塔の近くで撮影している気がします。
ちなみに僕はここに来るまで、五重塔は奈良の法隆寺の専売特許だと思っていました(笑)。
そういえばこの近くには、庚申堂というお堂があります。庚申堂は庚申信仰を受けて建てられるお堂で、平安時代くらいからある信仰だそうです。仏教信仰と民間信仰が混ざりあっています。
日本人って神仏習合がほんと大好きだよね。
いやぁ宗教のお話はさっぱり分かんないぜ...。
あと、この周辺には雰囲気が良さそうなお店が集中しているので、またゆっくり訪れる機会があれば行きたいですね。
それでは次のランドスケープ、鳥辺山ランドスケープに行きます。
ついに墓地へと入ります。
鳥辺山ランドスケープ
このランドスケープは、ご存じ清水寺の近くにある墓地の中に位置しています。そのため、一般人の迷惑にならないように、撮影したらすぐに退散できるよう入念にgoogle mapで確認してきました。
八坂ランドスケープからさらに南へ歩いていきます。
途中で清水寺へ向かう参道の「清水通り」がありますが、そこは無視しさらに南へ向かい、茶わん坂を目指します。
茶わん坂に来たらとあるT字交差点を曲がり閑静な住宅街へと入っていきます。
地図上の赤丸のところまで来ました。事前調査ではこの先に階段があり墓地へ抜けることができると思っていたのですが、なんだか地元民じゃない人間が使っていいのか分からなくなり断念、東側へ向かい入口を探します。
東側に普通に入口がありました。
というわけで中に入っていきます。
一般常識で言えば、親族が居ない墓地に入るなんてことは普通に考えてあり得ないですから気まずくなる一方、内心は高揚してました。
墓石を回すとか卒塔婆を抜くまでしなくても全く関係の無い墓地に入ることが、まるで秘封倶楽部そのものみたいじゃないですか。
さすがに墓石回すとか卒塔婆抜くとかはしないです。やったら確実に警察ものです。
というわけで鳥辺山ランドスケープです。
昔からこの付近一帯は鳥葬地だったそうで、他に有名なところとして化野や蓮台野など並んでいます。化野や蓮台野もこの巡礼企画で回収するのでまたその時に書きます。
生者と死者の境界が交わるこの地はまさに秘封倶楽部にはもってこいの場所です。
本当は夜の方が雰囲気が出ると思いますが、その雰囲気に乗じて何かが出そうなので控えておきます。あと夜に一人で墓地は完全に不審者です(笑)。
周りが完全に墓地なので早めに退散しますが、次のランドスケープも墓地の敷地内にあります。ささっと移動します。
十三重石塔ランドスケープ
先ほども言った通り、この墓地の敷地内にあるので向かいます。歩いてすぐです。
このランドスケープがあるのは、鳥辺山智積院妙見堂というところになります。
一応お寺の類みたいですが、鳥居があるみたいです。やはり、仏教と神道が入り混じっている感じがします。
この鳥居をくぐり奥に進むと目的のランドスケープが見えてきます。
午後になってからある程度時間が経ってしまい、右側にある木のおかげで陰になってしましました。
というわけで、鳥辺山付近のランドスケープ回収は終了です。まだ時間は余っているので、北に向かい琵琶湖疎水付近のランドスケープを回収します。
北に向かう途中でこんな寺院を目にしました。
知恩院です。
京都を訪れていた時は知らなかったのですが、このお寺は忘れ傘で有名だそうです。
忘れ傘と言えば,二つ名が「愉快な忘れ傘」こと多々良小傘。
この忘れ傘は、火災から守ってくれるものとして今でも信じられているそうです。
割と見やすいところに忘れ傘があるそうなので、小傘推しの人にはぜひとも訪問を勧めたいです。
次のランドスケープはこの近くにあります。
第四部に続く↓